レイシスト(人種差別)

昼間の気温は23℃、ピッカピッカの快晴で遠くの山々もくっきり見える。初夏日和にひかれ小型犬2匹を連れて散歩に出たら・・林の中の幅2mほどの小径で中国人らしい人とすれ違うことになった。「ギョッ、ギョギョッ! アカン、中国人ですがな・・」   
新型肺炎は空気感染をする可能性もあるというではないの。マスクもなしに散歩に来てしまった自分を反省、後悔する。すれ違いをすることになった中国人らしい人も、ジッとこちらを見ているので、オバハンは犬たちと共に小径から外れて草むらに入って足を進めた。念のために息も止めて。    
で、息子に「こんなことがあったンよ」と報告したら、「オカン、あんた大概レイシスト(人種差別主義者)やんか・・」と、切って捨てられた。「ホンマに、どうでもエエところでビビリなんやから」とも。   
先般も中国の人について「面白くない」発言をしたが、それは以前に比べると日本人の存在が薄くなってしまったことに対する嘆きである。とはいえ、数年前までは全パキスタンで約2万人の中国人、それも労働者が主だったのに、今では「中パ経済回廊」のお陰で中には大企業もあり、中国大使館の発表によれば首都だけで1万人以上もの中国人がいるという。対して日本人は数百人ではないかしら?
いかに中国人の数が多いかと言えば、パキスタン銀行の現地支店内には中国人顧客専用のカウンターもあるくらいだ。当然、中国食材店は何軒も出来ている。そして食材は、文字通り何でもそろう物凄さだ。とはいえ、スッポンは見かけるがコウモリは店頭で見かけないな。