パスポートは幾つも持て

東京地検がゴーン氏を出入国管理法違反の疑いで家宅捜査とのニュースに、「違反の疑いで」家宅捜査と言うが、逃げられたのは厳然たる事実なのに・・・「疑いで家宅捜索」というのに(悪いけれど)失笑。さらには、いまさら保釈を取り消しをしても何の足しにもならんがねぇとも。まぁ、出国の経緯を詳しく調べるのは今後のためにはベンキョーかね。警察、検察は良い経験をしたものだ。   
想うにゴーン氏は正式に「出国手続き」はしていないな。あの風貌だもの、一発で判ると想うのだ。警察と検察は「何らかの不正な手段で出国」と発表、歯がゆい表現だねぇ。パスポートなど、その気になれば幾つも持てるだろうに。問題は出入国の記録で引っかかることもあるかな、何時もではないが、また国によってはたまぁに(オンライン化されていない超辺鄙な国境があって)出入国記録を調べることがあるからな。   
オバハンは常々から子供たちや周りに言っている。先行きの見えない日本、世界も今後どんなふうになるのか判らない。だから「将来的な仕事の選択肢は出来るだけ増やせ、可能ならば幾つもの国籍(パスポート)を持て」と。オバハンは日本のパスポートを持ち、日本へ帰れば国民健康保険の恩恵にも与っている。だが普段からパキスタンナショナリストを標榜しているので、ここ10年ますます日本へ拘りが減っている。    
とにかくゴーン氏は「自由の身」になった。レバノンという国がゴーン氏を渡すとは思わない。トルコがパイロットの7人だかを拘束、事情を聴いていると言うが、それは親日的なトルコ政府としてのポーズであろう。