ロックダウンは楽しい!宝さがし!

食べられるのに捨てられている食品は世界で13億トン、日本では約650万トン。食品廃棄物(資料として有価取引される物を含めると)2759万トンが1年間に捨てられているという。
オバハンは近江商人の末裔でもあり、「始末屋・ケチケチ」の精神を親たちから叩き込まれている。自分の大好きなモノにお金を掛けることは禁止されなかったが、余裕がある時でも手あたり次第の消費は「品がないお金の使い方だ」と固く戒められた。オバハンの始末屋は筋金入りだと自負しているし、普段からモノを捨てることは皆無だ。大昔から買い物への興味絶無、生活に必要な最小限のモノしか持っていない。服も靴も貰いものか中古品バザールで買って来たものばかりだ。 
若い頃から、趣味の登山でも持ち物は極力減らし、身体への負担を軽くするためにと、ティッシュペーパーの枚数にまで拘った。で、その習慣のなごり+始末屋で成り立っているオバハンは、普段から食べる物しか買い物しない。   
ロックダウンになって17日目、この間、買い物を減らし、家じゅうの残り物を片づける機会だと大型冷凍庫の整理整頓。ほんの一握りしか残らなかった夕食の残り物も捨てずに冷凍、細々した包みがいったい幾つあることか! それらを順繰りに取り出し解凍し、似たようなもの同士を合体させて新たな献立として生き返らせる、あるいは創造の逞しさを発揮。オバハンの腕に見せどころだ! 子供たちには「出どころ・何の残り物か」を言わない限り大丈夫だ!    
今朝、15年くらい昔に、田部井淳子さんから頂いた抹茶缶を棚で見つけた。缶を開けてあったので風味は落ちていたが、封を開けていない抹茶入り玄米茶は味も香りも良く、久しぶりの朝茶を楽しんだ。まだまだ楽しめるモノを発掘できると想うだけで、ロックダウンまた楽し!