燃料代が下がった

ついに(薄い)布団を出した。今まで毛布だけで頑張って来たが、寒くて夜中に何度か目が覚める。2週間ばかり前、町を取り巻く山々に冠雪も見られた冷え込みの激しいギルギットから、まだ暑く感じるイスラマバードへ戻り、油断をして寝冷えをした。きょうは天気が下り坂、用心用心。

サウジアラビアの国営石油会社が原油価格を引き下げ、3年ぶりの安値とか。
3日ほど前の夜、車の給油に行ったら・・・ 「後、数時間で、日付が変わり燃料代金が下がりますので、それからにしたらどうですか?」だって。やさしいなぁ~パキスタンの人たち。
燃料代が下がれば、輸送費も下がる、超インフレの中ちょっぴり嬉しいな。

当国のガソリン1リットル分は、一般都市労働者の日当3分の1にあたり、生活水準比、世界一高いと言われている。それが1割も下がるとあっては有り難い話だし、またそれを親切に教えてくれるガソリンスタンドの従業員にも感謝・感激! 
原油価格がさらに下がって燃料代が安くなれば・・・今冬の停電や、ガスの供給停止も減るのかしらん?? 
夏場45℃にもなる中での1時間おきの停電も辛いが、冬場、時にはマイナス気温になる中でのガス不足も辛いもの。酷い時は停電と弱々しくポソポソと音立て、今にも消えそうなガスストーブ。田舎では炊飯時間になってもガスの火が弱く、調理に時間がかかる生活が今冬はどう変化するのかな。