国民の祈り

終わった~~ 終わった~~ 断食月(ラマザン)が終わった~~~
なんだか今年の断食は長く感じた1ヶ月間(新月から新月までの29日間)だったわ。 従業員たちもこの時とばかりに、普段は贅沢で食べられない果物を、毎日、食べたこと食べたこと…  断食月の食費も、この時とばかりに値上げをする食料品すべてと相まって、普段の倍近い。 当地の人には食べる習慣のない(外国人向けの)レタス、手のひらを丸めて乗る小さなものが1個200ルピーもする。200ルピーというのは庶民の1日分の稼ぎに近い。まったく世の中はどうなってしまったのか。

パキスタンオサマ・ビン・ラディンの事件以降から、米パの関係が変わったと見る識者が増えた。
あまりにも勝手で傲慢なアメリカに、さすがのパキスタンも腹を据えかねたらしい。アメリカが甘い餌をチラつかせ、なだめようとしても「援助は貰えなくとも良い」とザルダリさまも腹を括ったとか。
ということはアメリカの「援助」が遠のき、経済悪化に繋がり、日々の生活にシワ寄せが来るのは間違いない。何でもが安くて暮らしやすいパキスタンでなくなったここ数年だが、さらに暮らし難くなるのか。


ネットで某紙の記事を見たら…見出しに、組閣方針「泥にまみれドジョウのように汗をかく」とあった。
はて??? ドジョウは汗をかくのかい?? 
野田新首相のあだ名がドジョウだとは最近になって知ったが、報道では、日本語は正しく使って欲しい。
本文の、『ドジョウ、泥にまみれて汗をかいて』仕事をし、政治を前進」させて行くと、そういう観点だと思う」と述べた御側近の言に、文章の中に句読点と、『て』という文字がないだけで意味が違って来るのに苦笑した。
まぁ、新内閣に期待はしていないが、少しはマシな内閣になって日本(特に東北)の復興に、産業界の立て直しに力を注いで欲しいわ… 暮らしやすい国であることは世界共通、国民の祈りだわ。