カツオ、マグロの刺身

マグロ、カツオ、紅鮭は薄塩・・という会話を斜めに聞きながらタブレットを手に読書。ふむふむ、今夜は刺身で、明日の朝は紅鮭か・・などと喜んでいた。が、夕食のテーブルにはマグロもカツオも無い。もちろん、毎晩のようにオバハンの好きな春菊や菜花(菜の花ではない)のお浸し、カボチャ、他もろもろはいっぱい並ぶ。だが2日経っても夕食にはマグロもカツオも出てこない。思い余って、きょう「カツオ、マグロの刺身は?」と意地汚く聞いてしまった・・「え?何のこと?」と言われて、2日前の話を蒸し返すと、あれはお猫サマたちの餌の話だと失笑された。お猫サマにかい・・マグロ、カツオは。
で、仕方なくオバハンは午後から自分でマグロとカツオの刺身を買いに行ったものだ。海から遠いイスラマバードにいると刺身には憧憬以上のものがある。たまにドバイ出張から帰って来る息子たちが刺身を買って来てくれても、日本で食べるものとは矢張り違う。日本に帰って来たら魚、魚、魚三昧で過ごしたい。で、頭の中はマグロとカツオが渦巻いていた2日間だったものな。
きょうは目覚めた時から青空、10時には暖かい陽射し。久々に幸せな気分で張り切って3日分の歩行を取り戻そうと昼前はお城まで登ったが、僅かな登り下りが応えた。しかし、琵琶湖の対岸、安曇川方面、比良連峰が雪を被っているのが見えたし、なんと!沖ノ島の後ろには雄琴らしい町まではハッキリ見える。大気汚染度は数十平均の毎日、視界も数十㎞もあって、イスラマバードの3㎞先の丘が見えない状態とは大いに違う幸せ度。それにしても、もう少し歩幅が大きくならないものか?