聞くだけ首相の面目

大谷の通訳による「口座から大金の詐取」。現地(パキスタン)事情の諸々に詳しくないオバハンは、自分が似たような立場なだけに大谷の嵌った事件の概要、その一部が理解出来る。パキスタンの銀行は、紹介者がないと口座の開設できない。その上、口座の開設に関する書類はてんこもり。通訳の言うがままに書き込み、印鑑かわりのサインをし、暗証番号など等を通訳に指示されるままにセットする。その一部始終を通訳は見て知っていたと想うのだ。
そして小林製薬の紅麹事件、大事件に発展しつつある。というか政府は大事件に仕立て上げたい様子がアリアリのように見えるのは穿ちすぎかね。事実、入院患者は増え死者も出て大変な事件に発展しつつあるのだが、この重大事件2つが重なり、自民党幹部をはじめ岸田首相は息をついているのかもと、下種の勘ぐりオバハン。
誰の話もキチンと良く聞き、適切な判断を下すであろう岸田首相。裏金を巡って積極的に個別の聴取など等。しかし安倍派幹部の一部によれば、「キックバック再開の判断は、元総理大臣の森が関与していたと証言しているとかの報道。同時に岸田首相に対し「やってる感だけで、成果は出さない、出せない」なぁ~んて憶測も・・というから、国民の思惑と一致だな。
それにしても、よく、ここまで「やってる感」だけで引きずれるものだ。元総理の森をひっぱり出し、事実開明が出来なければ、なぁ~~んの意味もなかろうに。第一、引退している爺さんに日本政府としては、どんな処罰を与えるつもりかね。聞くだけ首相の面目は保てたがね。