パキスタンの民主々義指数とやら

総選挙の結果をめぐっては、日に日に険悪度が増しているような気がしないでもない。きょうも首都最大の公園からメディア・クラブの前までの距離約12kmで、選挙結果に納得の行かない3政党が大々的な抗議行進。もちろん各地でも抗議活動は行われている。(きょうは7つの投票所で再投票が開始された)
今朝の報道によれば、今回の総選挙でパキスタンは民主々義指数というのを下げたとあった。で・・民主々義指数というのをネットで検索したら、英エコノミスト・グループとやらの調査部門が60の指標(選挙過程と多元性、政府機能、政治参加、人権擁護など等を)スコアで評価していると。で、完全民主主義と言える国は2022年度発表ではノルウエー、ニュージランド、スイス等が完全な民主主義国家で8カ国、欠陥はあるが民主主義という国42位にランクされていたのが日本だ(米英ともに欠陥のある民主主義国家)。昨今の自民党・裏金問題などを考えれば、完全な民主主義にはチト遠いというのが見え見えだものな。最下位の208位には北朝鮮、意外に思ったのがトルクメニスタンの207位。ちなみに隣国アフガンは203位だわ。2023年度発表では日本は16位に上がっているが、調査対象国が40くらい減っているから、実質は?だな。そして北朝鮮やアフガンは最下位グループのまま。
パキスタンは、選挙制度を有しているものの、専制度合いが高いと分析され、今後さらに専制化が進むのか?という疑問詞付き。パキスタンの民主主義指数に関する2023度のスコアは、軍事政権のムシャラフ時代よりもさらに悪いという評価で156位だと。

隣家のスモモの木が米粒くらいの芽を付けた。花まで後1週間というところかな。