派閥解消、姑息さが国民感情を逆撫でする

日の入りは1ヶ月前より20分ばかり遅くなって来たが、日の出の時間はあまり変わったようには思えない。今朝は20m先が定かでない濃霧、国際線・国内線ならびに長距離バスも軒並み遅延というか、中止だった模様。おまけに快晴表示にもかかわらず終日薄日、昼12時の日中気温は今冬で一番低くて11℃とうてい日光浴という気にはなれなかった。

さてさて・・岸田首相が個々の派閥に直接関与は出来ないとしつつ、珍らしく速い意思表示??岸田派を解散と表明。安倍ポチ派、二階派も解散だというが麻生派は存続だと。派閥を解消しようがしまいが、人間というのは独りでは何も出来ないのがフツーではないのか。派閥解消をしても必ず幾つかのグループが出来るのが普通であろう。派閥解消ではなく議員センセの扱う「お金」の透明化がまずは必須ではないの?それでないと諸々裏金のあり方、行方が巧妙化するだけだろうに・・派閥解散なんて、ほぼ何の意味もないようにも想えるがな。さらには岸田派、安倍ポチ派、二階派が派閥を解消したからと言って、それまでの裏金スキームなど等のあり方が許されるわけでもないし。何よりも事務手続き上のミスや、訂正をしたら許されるというあり方・姑息さが国民感情を逆撫でしている。
きょう何の気なしに楡周平の「ミッション建国」という本を手にした。10年以上も前に出版された本なのだが、日本のあり方について考えさせられること多々だ。金権政治至上主義にしたのは誰か??今の政治形態を本当に変える必要があるのは、我々国民の政治への関心と監視する目を向けることだとシミジミ思ったが。