多様性を認めない日本社会

日本という国には既成概念というか、固定観念というか「こうあるべき」と言うようなチマチマ凝り固まった考えで生きている人が、多いような気がする。異論や異端は認めない、正しい答えは1つだけだと信じる人が多いのは、丸暗記式に近い学校教育によるものだろうか?それともオバハンがズレて融通無碍すぎるのか??世界はこの30年、ネットの技術改革とも言うべきことが進み、価値観にも多様性が見られ、世界では多様性を容認する方向へ舵を切って久しい。司法試験に関しても2026年からPCを使った方式が導入、試験をデジタル化する方針とか。「明治以来、日本社会の枠組みを創って来たのは霞ヶ関の官僚たちであり、そのパワーは今も不滅である」と聞く(読む)が、官僚(上級職)を志望する東大生が激減、この10年で半分以下となったというニュースを春には読んだ。また上級職に合格し霞ヶ関に勤めるようになっても、1,2年で退職する人が多いとも。退職理由の1つは「既成概念」に捉われているから(面白みがないとでも言うのか)・・日本政府の有り様というか目指すところが「既成概念」で成り立っているのも分る、方向性に融通があっては困るから。だが鈴木宗男議員のような人も必要だとは、どうして思わないのか。そもそも「談話」等というものは、前後が切り取られ面白オカシク編集されることもある。だから鈴木議員がロシアで言ったことの前後が切り取られているという、彼の反論には理解が出来る。3ヶ月ほど前に鈴木議員は佐藤優氏との対談(最後の停戦論)ウクライナとロシアを躍らせた黒幕の正体という本を出版している。また、今の現状ではウクライナが欧米から武器を貰い、莫大な資金も援助も受けているから戦争が長引いているだけで、欧米が援助を止めるだけで戦争はおさまると思っている」とも。真実だと思う。