鈴木宗男議員を除名

維新の会が党に無断でロシアを訪問した鈴木宗男議員を除名とする意見をまとめたと。ロシアの勝利を期待するとの趣旨、発言が問題視されたというが、まぁ・・外交辞令の一つであっても少し口が滑った感は否めないな。ただ、政治家のくせに政府の渡航中止勧告を無視し、政府を介さず「外交」をしているところが許せないという強硬な理論、そこはチト違うとオバハンは思う。戦争・紛争の当事国に対し、あらゆる手段を使って「将来のために」何らかの道というかチャンネルというか、接触・対話の方途を作っておくのは、本来ならば政府の役割であろう。仮に北朝鮮が日本政府との直接的な対話を求めていないから「ハイそうですか」では先へは1歩も進めない。どこかに何らかのチャンネルを残すこと、それが民間であっても敵対する政党や、なんらかの気に召さない勢力であっても。それらを使いこなしてこそ充分な外交成果が上がるのだとオバハン個人は想っている。個人的に鈴木宗男議員を知っているわけではない。だが今回の訪ロに関して言えば将来、万々が一、日本とロシアの間がさらなる不穏な状況に陥った時には役立つチャンネルの1つだと想う、大切にするべきだ。

さてさて2023年のノーベル平和賞、イランの人権活動家に授与が決まった。ノーベル平和賞を受賞した人の中には(オバハンの感覚からすれば)まったく相応しくないと思われる人も何人かある。核なき世界を目指すと言っただけで受賞したオバマ。たいした活動をしていたわけでもないのに撃たれただけで17歳の時に受賞したマララ(国際機関による、思いっきりヤラセ臭い銃撃だった。また活動内容もマララが12歳くらいの時に、知り合いのBBC記者が電話で聞きとりをしラジオに10数回ほど投稿しただけだったと記憶する。自伝を克明に読めばいかにやらせだったか、パキスタン事情を良く知るものなら直ぐに判ることばかりだ)そしてアウンサンスーチー佐藤栄作あたりが時代を背景に臭いノーベル平和賞を受賞しているような気がする。今年はウクライナの大統領という予想話もあった、またまたノーベル賞の値打ちが下がると思ったが、今年は受賞せず、何となく不快感から免れた、ヤレヤレ。