武器輸出、三原則の運用指針見直し

8月も下旬、日本でも暦の上では「処暑」厳しい暑さの峠を越し、朝夕には涼しい風が吹き、心地よい虫の声が聞こえて来る・・ところを言うらしいが、日本の気候も確実に変わったようだ。相変わらず猛暑続き、札幌では観測史上最高の気温と言うではないの。おまけに観測史上最長の真夏日連続35日間だとも。暑さ慣れしていない北の人々には耐え難い暑さであろうな。日本全国での熱中症搬送も異常に多いとのニュースだ、それも年配者というか年寄りが多いと。イスラマバードでも6月初めだったかに熱中症で搬送された人のニュースがあったが、今までにはそれらしい話はなかった。熱中症で救急車を気軽に呼べるような環境にでもなったものか。今朝夜明け前の気温は29℃、昼間は30℃半ばでさしたる事は無い暑さではあるが湿度90%では有り難くない。約2時間おきに仔犬たちをオシッコ訓練で外へ出し、日陰で仔犬たちを見張ってはいるが結構ムシムシする。

さて・・日本政府は「殺傷能力のある武器について、輸出を一部容認する見解を提示」とか。日本には武器の輸出を認めないという「武器輸出3原則」とやらがあった筈。①共産圏向け、②国連決議によって武器などの輸出が禁止されている国、③国際紛争の当事国、またはそのおそれのある国向けの場合というのが。平和国家である日本は国際紛争を助長することを回避するためという崇高なる??目的は、いよいよ廃止の方向というか、なし崩しになって行くのか。与党による三原則の運用指針見直しの議論と言うのは、そういうことに繋がって行くのであろうが。我が日本国は、どんどん過激な方向へ進みつつある。