核保有国の政治危機??

雷と雹を伴う氷雨で一気に気温が下がり、晴れれば酷暑に戻るとはいえ、8月が終わったことを実感した。 年々、体力が落ちているせいで酷暑の6,7,8月は動くのが億劫になっている。いつだったか「熱中症」の症状を読んでいたら、当てはまる症状が多くて…… 動きが悪いのは熱中症に罹っていたからだと理解した。来夏からは意地を張らず(生きていたら)エアコンをシッカリ使ってやる!と、決心した夏だった。

一昨日の午後4時、市内の高級住宅街に面する大通りで、外国人に対する強盗未遂事件が発生したと。
もっとも、市内の治安状況についてはシャリフ首相側が、「首都の治安が守れないのは、抗議集会の警備に手を取られているからだ」とする、責任転嫁の「特殊作戦」を繰り出すので要注意だとする説も流れていた。
抗議集会が中だるみをしていた先週半ば、1ヶ月分の食糧の買い込みも済ませたし、当分は外出の予定がないから良いようなものの……不便ではある。

昨朝からの氷雨は降ったりやんだり、その中で抗議団体の一部が国営放送であるP(パキスタン)TVの本部を襲撃し、一時的に放送局を占拠。PTVワールド及びPTVニューズの放送が停止された。 氷雨に濡れた抗議集会参加者は、大統領府から近い建物、そして警備の厳しくないところならば…どこでも良かったのかもしれないと、オバハンは想ってみたが。
一部、 報道では、「国営パキスタン・テレビ(PTV)に乱入し、同テレビ局を一時占拠した。核保有国でもある同国の政治危機は一層高まっている」と。 確かにパキスタンは核を保有している。しかし核保有国だからと言う欧米日の論調には、いささか納得できない面がある。シャリフ政権にとっての政治危機であるだけだ。