ガソリン、超異常な高値

日本ではガソリンが13週も連続で値上がり、15年ぶりとかの高値で1リットルが181円とか。うちガソリン自体の値段は約半分で、後はガソリン税や消費税などだで、ガソリン税として揮発油税地方揮発油税、石油石炭税、地球温暖化対策税が上乗せされているという。2022年度の国民の税負担率は47,5%、欧米には日本より税率の高い国があるにせよ、所得の約半分がなんらかの名目で徴収されているのは心が痛い。
パキスタンも一昨日から燃料費が史上最高水準の引き上げ率、ガソリンやジーゼル油は日本円にして1リットルが約150円になった。日本の181円からすれば安いようだが、パキスタンの物価水準はごく大雑把で日本の10分の1から15分の1くらいか?それからすれば超異常な高値だ。これで諸物価は値上がりラッシュ間違いなし。一昨日だったかスタッフの1人から、「新しい政権(新首相の誕生)で、きっと物価はさらに値上がりすると想います、必需品を多めに買って来てください」と言われてしまった。新政権になって「良くはならない」と、国民の多くが感じているということだ。パキスタンも持てる者から税金を取ろうとしているが、本当の大金持ちや大農場主、政府首脳や軍人などには諸々・抜け穴があるのだろう・・だが、いわゆる中産階級には上手い抜け穴などはない。パキスタンの失業率は約7%、一時的に仕事に就いた者や日に3時間でも農作業などに従事をした者は除外されるというから、日本の失業率2%強から比すると3倍か。特に大学出などになれば仕事を選ぶので失業率は高い。新体制アフガンなどと比較するのはオカシイが、パキスタンも民主主義とは日増しに遠くなり、明るい未来はない。