物価高とどまるところなし

日本も消費税が8%になり、「財布を引き締める生活」という人が増えるのかもしれない。 当地の物価高もなかなかのものだ。

4月に入ってもCNGガスは足りないのか、ガソリンスタンドには相変わらず長蛇の列だ。ただし4月に入ってからは連日、長蛇の列だから、ガスの販売が週2~3回から、毎日に変わったのであろう。 
車の走行を減らす人は少ないようだが、一般庶民へのお金はどこから廻っているのか…。勤め人は汲々として暮らしているし、そもそも勤める先など、なかなかないという、この不景気なパキスタンで。 近江商人の末裔、始末屋のオバハンなどは外へ出ない、自分が出なければならない時には軽自動車でと決めて久しい。 だが街では走行している車が減ったようには見えないし、この物価高の中、不思議でしょうがない。

物価高と言えば… 昨日、金曜野外大バザールへ行った。冬物(中古)衣料は一掃され、夏物ばかりに替わっていたのは季節柄、当然だが、衣料品(中古)の値段はキッチリ倍になっていた。近江商人の末裔オバハンは「倍になってる、高い!まけて」と値切ってみたが、相手にもされなかった。う~~む、なかなか厳しいぞ。
首都イスラマバードにある、たった1軒の貴重な豆腐屋。ここも1年前から比べるの5割以上の値上がりだ。このご時世、上がってもしょうがないなぁとは、思うが。


過日、サウジアラビアなど中東の国から「ギフト?」なる名目で多大の支援金?が入って来たことを書いた。   オバハンと同じように「理由もなく」、多大のギフトに疑問を感じる人がいて当たり前で、野党党首などは「秘密取引の内容を明確にせよ、真実を伝えるべきである」と政府に噛みついている。
政府の中には、そのギフトは公務員給与や、年金の増額に廻すべきだと考えた人も居るようだが、そちらの増額は却下されたと。
さて、さて、サウジアラビアなどからの「ギフト」なる物は、何に使われるのか?