日本は終わった?新たな始まり??

久々に日本のTV番組、「日本の不動産を求める中国人・国外移住希望者が増える背景」というのをチラッ見した。日本は少子化と上がらぬ給料で国内での購買力がますます低下しつつあるというのに、中国人の富裕層による日本国内の不動産が購入され、不動産ナントカの調査によれば2020-2021年だけで、不動産投資額の海外投資家が占める割合は3割前後もあると。海外では外国人が土地を買えない国も多く、会社(法人)も49%しか株を持てない国が多いというのに、日本は永住権やビザが無くとも不動産は買えるし、贈与や相続にも規制は無いから、規制ナシに近い。
ようやくごく近年、外国人による土地取得に関して若干の規制が生まれたが、それでもオバハンから見れば野放しと言える範疇だ。特に昨春からの急激な円安で日本の不動産が買いやすくなったという背景もあり、都心の不動産会社の多くは中国人のスタッフを雇ったり、中には宅建資格を持つ中国人による不動産取引も活発だと言うから凄い!とばかり感心をしていられない気がする。日本にお金を落としてくれる外国人というのは、不動産市場や税収などがのぞめる日本から見れば結構な事象なのだろう。だが、2月ころだったか中国人の女性が沖縄の外れにある「島」を買ったというのでニュースになっていた。女性は名前貸しのようで、バックには中国軍関係者がいたという追加の記事も見かけた記憶があるが、国防を考えるなら更なる規制強化が必須だわ。
中国では土地は国有だが、日本ではお金さえ出せば買える・・中国都市部の不動産価格は年収倍率とやらで見ると東京が13倍であるのに対し、上海が43倍、北京が52倍だというから中国の富裕層が日本へ群がるのが理解しやすい。おまけに(これも規制が少し厳しくなったが)経営・管理ビザとやらは500万円を出し日本人の常勤を2名以上雇用すれば日本在住資格が取れて事業が出来るという。真面目にコツコツ努力をすれば報われる的な教育を幼い時に刷り込まれた来た日本人、日本に在留外国人が増えて価値観の違いや異なる習慣から多様性を認め合い、切磋琢磨・思考の幅が増えて強くなればいうこと無しだが・・ぬるま湯・甘々の中で育った日本人が多くの外国人に混ざって生きていくのは中々厳しいだろうな。だが考えようによっては新たな日本の始まりだ・・