美人コンテスト

世界には色々なコンテストがあるものだ。1位になれば賞金が6600万ドル、75億円近いとなれば参加者の気合も半端ではなかろう!! いまサウジアラビアで開かれている世界最大級のラクダコンテストには、国内だけではなくアメリカやロシア、フランスなどから集まった約3万3000人のラクダのブリーダーらが最も美しいラクダを競うと。ラクダのブリーダーなるものがあるのかと、まずビックリ。そしてコンテスト参加のラクダたちの美しさにも、チト感動。手入れをされた毛並み、そして確かに美人だ!!と思えるラクダたち。
ラクダたちは頭や首、コブの形や姿勢などで「美しさ」を審査され、長くてたるみのある唇や大きな鼻などが良いらしい?!?だが、賞金が6600万ドルとあって、コンテストでは不正が後を絶たず、40頭以上のラクダが“美容整形”の疑いで失格になったとも。美容整形にはボトックス注射を使ってラクダの唇や鼻や顎を緩めたり、コラーゲン充填剤で唇や鼻を大きくしたり、ホルモン剤で筋肉を増やしたケースが見つかった。不正を見つけるために主催者はX線や、3D超音波器など、特別なテクノロジーを使って不正を取締り、違反者には多額の制裁金が課されるとあった。
先日、書いたが30年前、20数人でオバハンが一人のときを狙って雪崩れ込んできた白昼強盗団。その時のリーダー格の男、ラクダにそっくりで、いまだに脳裏にこびり付いているのだが、コンテストに出ているラクダたちの品の良さからはかけ離れたラクダ顔だと改めて想ったな。