責任回避のシステム

昨夕6時、ふと気がついたら窓の外は夕闇、今にも真っ暗にならんばかり。はて?夏至を過ぎたらこんなにも日暮れが早くなるものか?と、一瞬、自分自身を疑ってしまったわ。把握出来ない、出来ていない事柄に接すると、最近は自分自身の感覚を疑うことが増えた。なんと謙虚な?!?
夕暮れの原因は文字通りアッという間に空を覆いつくした黒雲、たちまち雷雨。干してあった毛布を屋上へ取りに走ると、身体が浮き上がり歩けないほどの突風。ということは瞬間風速は30mに近いのだろう。東隣家と我が家の間は7mくらいと狭く、風の通り道になることが多い。建物の狭間で樹々が翻弄されている、キッチン横で背を伸ばしているもう一本の樹15mも危ういな。本格的なモンスーンに入ったら(植木屋に相談して)出来るだけ速く成長する落葉樹を植えなくっちゃ。

ウガンダ選手団、来日前に全員がワクチンの接種を終えていたと言うが、空港の検疫をすり抜けて大阪へバスで移動した。よう分らんのは・・空港で感染者が見つかったということは、チーム全員が濃厚感染者だろう。それが何で専用バスで大阪へ移動となるのか??大阪到着後、さらにもう一人の感染者となって、大阪まで付き添った係官、運転手も濃厚感染者だ。成田の検疫官が悪いのではなく、誰もが「判断を下せない」という日本らしい「システム」で、当然、責任を感じる人もないのだろう。来日するオリンピック選手の中には、ワクチン接種を拒否する人も居るらしい。これはウガンダ選手団だけの問題ではなく、何かあった場合の「判断」を下す人の存在が必要なんだわ。今の日本、責任回避のシステムだけは構築されているようだけれど・・