モンスーンが始まった

本日の最高気温は僅か35℃。積乱雲は1塊だけが姿を見せ上空まで伸びたが終日、爽やかに晴れ上がって外作業にはバッチリの日和。ようやく倒れた樹の残り半分根元の部分を運び出すことが出来た。大きな斧を頭の上まで振り上げ、力いっぱい振り下ろす。10分ずつ代わる代わるに斧を持つスタッフは若い3人。当地の斧は「いい加減」なシロモノらしく、「斧の頭が飛んだら危ないので離れていてくれ」との指示。倒れた樹を運び出し広くなったところには枇杷の木を2本植え替えた。枇杷の木は生命力が強いのか、鳥たちが種を落とすのか敷地内のあちこちで勝手に背を伸ばしている。最近、息子が枇杷茶に凝っているからちょうど良いかなと。せっせと水遣りをすれば、超高速で成長するかも?!
オバハンの暮らす地域、首都住宅地の中では「高級の下」というところか。区画は全てが300坪くらいなので、どこの家にも樹高20-30mの大木が10~20本は植わっているし、道路の脇には幹の直径が1m近い樹もザラにある。熱帯地方並みとは行かないが樹々の生長は速く、その分、脆い。オバハンは田舎の育ちゆえに動物や緑のない暮らしには耐えられない。いま住んでいるところも、林の中に家があるような佇まいが気に入っている。が、その分、毎年の被害は免れない。被害を僅少にしたくて日々、先へ先へと用心しても突風には勝てないし、大木に育ってしまった樹は愛しくて切る気になれないしな・・
今夏のモンスーンは既に始まっている様相だ。昨夏は7月も下旬近くになってのモンスーン開始だったが、通常のモンスーンは7月に入ってから8月下旬までと言うところか。降っても降らなくてもインフラが完備していない国では被害が大きい。