パパが銀行強盗に行く?

12歳になろうとしている息子の次女が目の下にクマを作っている。「昨夜は眠れなかったの?」と聞くオバハンに、ママが「そうなんです。昨夕のご飯どきにパパが変なことを言ったから」と。次女は(オバハンから見れば)どうでも良いところが繊細、かつ物事を悲観的にとらえやすい。   
で、昨夕食どきの話を思い出してみた。「アキールが(プロレスの悪役のように見え、体重が200㎏近い巨漢で息子の親しい友人)あまりにも仕事がない、どうしょうもないから銀行強盗でもしようかと考えている。オマエのところにはスタッフがイッパイいるだろう、何人か貸してくれと言うのよ」「その強盗話を真に受け、パパも一緒に銀行強盗に行くのかしらン?と考えて、心配で眠れなかったようです」とは、ママの解説。朝ご飯を食べながら、「銀行強盗は必ず捕まる。盗ったお金を上手く使うのは難しいなど等、リスクとコストの話まで」いかに銀行強盗が割に合わないかの解説を息子がすることになった。パキスタンやアフガンでなら内部手引きもありそうだが、盗る金額の桁が少ないからバカ臭いなど等、どうでも良い話まで。     
日本国内の金融機関が被害に遭う強盗が最多だったのは、平成13年237件で、それが平成29年には26件に激減していると。激減の原因は、金融機での防犯態勢が整って来た他に、検挙率も高いことが要因だとか。暇にまかせ「割に合わない犯罪。銀行強盗の成功率」というのを検索してみたら、「知恵袋」の答えに0%とあった。代わりに特殊詐欺やアポ電強盗が増加傾向にあるとも。暇な高齢者は、かかって来る電話についつい真面目に対応しがちだものな。被害にも遭いやすいか・・