4ヶ月ぶりの野外大バザール

犠牲祭を前に4ヶ月ぶりの野外大バザール。だが、40℃の中をおして出かければオバハンの干物が出来あがる。かつ後期高齢者でコロナに罹ったら逝くことになる可能性が高いからと、外出が禁止されてしまった。   
野外大バザールのどこが良いかと言えば、数百軒もある八百屋で品物が選べることだ。並んでいるモノにはさほどの差はないが、それでも少しでも良い品を選びたい。コロナのせいで家具や衣服、日常雑貨までがネットで購入が出来るようになった。だが、野菜だけはネット購入というわけにはいかない。それに野外大バザールには野菜だけではなく米でも豆でも品数が凄く多い。岩塩なども一抱えもある大きなものを好きなサイズに粉砕して貰える、きめ細かい粉末、顆粒、クルミ大、こぶし大、お好みのままだ。あぁ~季節感溢れる、そしてパキスタンらしい野外大バザールへ行きたいなぁ。   
買い物から帰って来たスタッフが嘆く。「買い物客も売り手も、だぁれもマスクをしていません!『コロナ感染者は激減している、コロナは終わった』からと3密も守られていません。人出ばかり多くて店頭にある品物は少なく、かつ値上がりが酷くて・・犠牲祭の後ではコロナが急増すると想います」 
日本でもコロナで死ぬか、経済麻痺で死ぬか・と、評論家は姦しいが、当地に限らず世界は同じような道を歩んでいるのか。だとすれば生き残るのはどこの誰だ?