気分の重い現実

昨日、首と肩が重かったのは草餅のせいではなく、気圧が急激に下がり身体がついて行けなかったようだ。寝入っても大概、神経が半分は起きている筈のオバハンなのに・・夜中の突風と雨を朝まで知らなかった。屋上ではガーデンチェアが横倒しで壁際へ吹っ飛んでいたし、直径50㎝もの植木鉢までが横倒しになっていた。いよいよ突風と雹の季節だ。    
昨夏の突風ではオバハンの部屋に面する裏道で、直径60㎝高さ20mもの大木が倒れ窓際が一気に明るくなった。屋上から遠くにあるラワル湖の水面が光って見えるのを目にした時は、本当に驚いた。20年間、知らなかった風景に出会ったと。     
ともあれ・・ノー天気なことを連日のように書いているが・・改めて考えて見れば「仕事がない」のは勤め人も、商売人にも大変なことだ。旅行会社の事務所も3月に入ってからはキャンセルと、航空券の払い戻しばかりで仕事にならず、事務所そのものは3月20日過ぎから休みだ。     
ドイツのように中小企業に対しても申請、僅か2日後に60数万円の補償があるわけもなし、デンマークのように政府が労働者給与の75%を補償してくれるわけでもない。スタッフたちへの給料はすべてオバハン事務所の持ち出しではないか。   
よぉ~く考えてみれば、冷凍庫の残り物で新たな「モノ」を作り出し、悦に入っている場合ではない。この先、いつまでロックダウンが続くのか・・日々の生活そのものには不便はないにしろ、オバハン自身が飢餓線上にいるわけでもないが、出て行くモノはあっても入って来るモノがないという現実。なんたること!気分がムッチャ重くなった。こいつはフテ寝をしても、目覚めた後に現実が待っているという、なかなか気分の重い話ではないか。