発想の転換

久々の快晴! 明日は再び雨の予報だが、今朝は長雨後の澄んだ空気が清々しく、屋上で深呼吸を何回したことか! マルガラ丘の稜線が深い緑色になり鮮やかさを増してくっきりと見える。屋上の植木鉢ではコスモスの花がちらほら咲き始め、三色すみれも1ヶ月間、咲き続けて色褪せない。一昨日からは白い花を付け出したブンタンザボンともいう、デカイみかん)が香りをまき散らす。ブーゲンビリアの花は日除け用の柱、4本に巻き付き華やかさを倍加する。年に何回あるのか!という眩しい光と薫風の中では、外での食事だ! 「外出禁止」ならば屋上で食事をすれば良いのだ! 屋上には常からコーヒー・テーブルもオバハン手製の燻製肉用の窯もある、バーベキューも出来る、ここに簡易トイレでもあればもっと便利なのに・・と、言って子供たちの顰蹙をかった。広い屋上のアチコチでは犬たちも自由に糞尿をする。オバハンがしてはいけない理由がない。「アンタの場合は思いついたら実行するからなぁ~」と子供たちが怯える。「ジャスミンが茂っているつる草の陰なら問題はなかろうに」と言って、さらに大顰蹙となった。柔軟な考え方の持てない奴どもメ。こういう時こそ、発想の転換で乗り切ろう!とは思わないのかね。

アメリカでは罹患者が10万人を超え、医療現場では物資不足と。アメリカや日本でさえも物資不足なのだ、途上国のパキスタンの現場はさらに悲惨だ。パキスタン各地でも医療感染者の罹患が伝えられるようになって来た。当然だろう、現場で患者を診る若い医者、目だけを出したナイロン袋を被り、私服のままで診察している写真が掲載されていた・・「胸が痛む」を通り越す・・
中国の医療従事者たちの外見は、少なくともキチンとした防護服でおおわれているように見えたが、当地の田舎ではナイロン袋を被っているだけなのだ・・息子が「手に入るのなら、防護服、寄付するのに・・」と言うくらいの現状だ。