コロナ菌が近づいて来た

快晴25℃、風薫る初夏。日本はまだ寒いと想うのに、こちらは1年で最上の季節、暑くもなく寒くもなく空は眩しく輝き、ほどほどに湿気もあって、とにかく素晴らしい。   
重苦しい話題は今のところ「コロナ菌」につきるが、住民(スタッフたち)がコロナ菌に怯えている様子はない。オバハンだけが「マスクをして出かけろ!」「人ごみに行くな!葬式も結婚式にも参加は禁止!」と騒いでいる。イスラマバードでは、イランへの巡礼から帰って来たスカルドゥ出身者と、その家族が感染。イスラマバードの総合病院に4人が入院しているという。オバハンの家にはスカルドウ出身者が3人も働いていて、スカルドゥ出身者ばかり3000人ほどが固まって暮らしている近郊からワゴンに乗って通って来る。で「マスク~~」と騒ぎ、手造りマスクのサンプルも見せているが、みんな自分だけは罹らないと想っているらしく、「何事も神(アッラー)の御心と信じているようだ。神(アッラー)と張り合って勝てる見込みはなく、うがいと手洗い、規則正しい生活、日光浴以外は、オバハンも自然(神)に任せるよりしょうがないみたい。    
イスラマバードでも公立小中学校は休校になった。だから罹患しなくて済むと信じているスカルドゥ出身者たち。
パキスタンは中国に倣い?? 地域ごとに出る感染患者数によって休校、学校閉鎖などを早々と決め2週間も前に通達していたというから、この点だけは日本より進んでいたな。