パキスタンにもコロナウィルスがやって来た

昨日に続き、きょうもピッカピッカの快晴、朝8時になると南東向きの大きな窓から陽が差し込み、壁際の大鏡に反射した透明な木漏れ日が優雅に揺れ動く。光が部屋に満ちる1時間ばかりは至福の時だ。おまけに、きょうの昼間は気温が20度になった、いよいよ本格的な春だ。あと数日、2月に入ったらハーブや花の種を蒔かなくっちゃ・・とはいえ、オバハンの住む今の家には庭がない。広い屋上に植木鉢をズラリと並べているだけだが、それでもサラダに使えるハーブが使いきれないほど採れるのは嬉しい。 
さて、いま世界中に広がりつつあるコロナウィルスが、ついに25日パキスタンへも上陸かも? 患者は武漢からドバイ、カラチを経由してパキスタンの中央部にある大都市ムルタンへ渡航して来た中国人で、疑わしい症例が4つと発表されているが、問題は、このコロナウィルス、パキスタンではチェック出来なくて、患者のサンプルを中国かオランダに送って確認しなければならないと。おまけに潜伏期間の約2週間中にも感染とは、なかなか悪質なウィルスだ。パキスタンではカラチ、ラホール、イスラマバードペシャワールで水際作戦?を取るとあったが、そんな生易しいことでコロナウィルスが防げるのかと案じている。
フィリッピンは昨日だったか、空港から600人ばかりをそのまま中国へ送り返したという。なんと立派、凄い!としか言いようがない。中国人だけが乗っていたわけではなかろうが、非難をものともせず「送り返す」という行為に自国、そして国民を護るとはこういうことか!と、目が覚める思いだ。対して中国政府は27日からの海外旅行、団体旅行での出国を禁止と発表しているが、同じ禁止をするのなら発表の即日もアリではなかったのか。