無神経…

韓国人たちが拉致された時の状態というのが、「警察から聞いた話」として毎日新聞に載っていた。
なんと!!なんと!! 韓国人グループは幹線道路を突っ走って目的地へ向かうのではなく、休憩のためにわざわざ幹線道路からはずれバザールへ降り立っている様子。おまけに写真を撮ったり、アイスクリームを買ったり、30分もの散策だと… 怖がりのオバハンなら昼飯も抜きで、ひたすら目的地に向け突っ走るわ…
う~~~~む、無謀というよりも、無神経すぎる… 気の毒だが、同情するにも同情できない。
拉致された韓国人たちには同行のアフガン人や運転手もいたろうに、注意をしなかったものかねぇ… もしかしたら、同行の現地人はタリバーンと内通でもしていたのか? 
少なくとも現地人ならガズニ州の様子、タリバーン勢力が強いことも知っているだろうに。

オバハンが誘拐や強盗に対しては異常に神経質で怖がり、「やかましい」せいもあるが、ウチ(SORAアフガン難民を支える会)の運転手アクバルなどは、ガズニ州都から僅か30分離れるだけにも警察署へ立ち寄り、時間がかかっても警護を依頼し、必ず最低3人の武装警察官を借り出して来る。
「○○へ行く予定があるから警護が可能かどうか? その手配を!」とオバハンが言えば、1ヶ月も前から警護の手配を始めるくらいだ… 別の言葉で言うなら、警護が得られそうにない場所へは、オバハンたちも行かない。そして、そんなことは現地で活動や仕事をする外国人には、当然のことと長年思って来たものだが…

ガズニ州カラバーグ(町)は土漠の中にある小さな集落だが、町から外れ僅かに走れば西には3000~4000mの山々が広がっている。多国籍軍やアフガン軍がオペレーションをするにしても、大変なことだわ… ガズニ州からさらに西にはウルズガン州、ここは多国籍軍やアフガン軍に対しての抵抗勢力がガズニ州以上にいる… 双方に大きな犠牲者が出ることだろう。

それにしても、拉致事件がここまで大きくなると簡単には解決がつかない。
誘拐や拉致事件の交渉は、速やかに内密に行うものだ。カルザイ大統領も欧米、韓の思惑の中で身動き取れないことだろう…。1日も早い解決とともに、オバハンたちも自重し、さらに気をつけなければ。