まったくなぁ~~~

まったくなぁ… 日本大使館からのお知らせでは、「ジンナーマーケット、及びスーパーマーケット(いずれも商店街の地名)に対して爆弾テロの可能性が高まっているから、1週間ばかり両商店街へは立ち寄らないように」だって…。  欧米人の利用する宿泊施設やレストランへの爆破予告、有名私学への爆破予告、いずれも単なる脅しかもしれないが見過ごすわけには行かない。日々、生活圏は狭くなる一方だ。

おまけにブチブチとネット回線の切断で、満足にネットにも繋がらない。オバハンの楽しみ、ネット・ゲームにも励めない。これは実に良くない傾向だ…。  首都でさえ6~8時間の停電、地方では日に12時間以上の停電では、生活に直結の製粉を初めとする生産活動も、商売も成り立たないだろう。
パキスタン経済は瀕死の状態、対ドル・ルピーレートの下落振りは甚だしい。日本は対ドル円が90円台前半にまでなったと大騒ぎだが、当地でも終日そのニュースだ。日本とは違って経済体力の無いパキスタン、先行きは各国からの支援に頼らざるを得ない…
各地で政府に対するストライキが目立ち出した。秋分を過ぎた今も実施されている無用なサマータイム等など、国民の関心を何から背けさせるための政策なのか? パキスタン国民の不満エネルギーは徐々に醸成されている。
9年前の軍クーデターで非常事態、そして何かが起こるたびに首都を南北に分断する大通りの封鎖で身動き出来ずに考えたのは… イザとなった時に逃げ易い場所に家を構えること。 で、大通りの南側、今の場所へと引っ越したのだが、こう頻繁に不穏な状況になると何処に居ても同じかもしれないと開き直った。


CNNなどによると、アフガンと国境を接する部族地域でアルカイダの(現地最高)作戦司令官が最近、殺害されたと。いよいよブッシュ政権も任期が終るから、これぞ!といった成果を見せねばならない時が来たようだ。前回はイラクフセイン大統領を捕まえてみせた。 この分ではオサマ・ビン・ラディンも劇的に殺害したと発表があるかもしれない。いやいや、アフガンに米軍が駐留するための大切な「大義名分」だ、まだまだ殺害の発表は先になるのかな? 
オサマ・ビン・ラディンの方は、我が闘争なる自叙伝を出版した昨日、報道されていたが。