主食の逼迫??

従業員たちの食事を賄うスタッフは、主食のアタ(小麦の荒挽き粉)を途切らせないよう日々、購入に心をくだいている。時間さえあれば毎日のようにバザールへ出かけ、政府系の小売店や、知り合いの店に顔を出し、アタがトラックで運び込まれて来るのを待ち続ける状況がもう1年近くになるかも。 
そんな努力をしているのに何時頃からか20kg、10kgの袋では買えなくなり、各自5kgずつの量り売りに変わったから我が家では1日分にも満たない。 ところが昨今では、それも厳しくなりアタがバザールでは見つからなくなったと言う。 前回はオバハンが直々に出動して郊外の量販店へ買出しに行った。そして今回も量販店になら山積みだろうと軽く考えていたが… アタの姿は見かけられず。

いやぁ~正直、慌てたね…  通いの従業員たちに聞くと、それぞれに苦労をしているようだ。「470Rsのアタ1袋を買うために180Rsの燃料を使って走り回りました」  「パンと米食ですがアタがないと食べた気にはなりません」などなど。
そこで昨夜は某所(1時間以上も離れた田舎の農家)から大量に買い込むことを画策、必要なスタッフたちにも分けることにした。やや割高には違いないが、農家にはあるのだしちょっとした共同購入というところか。どうも幾つかの役所でも同じようなことを目論み、実行しているようだ。
主食の購入に長々と並んで身分証明書を出し、1人10kgだけ(何日間で10kgなのか知らないが)、なんだか超不便な世の中になったようだ。おまけに停電の多さ、治安の悪さ。良いのは爽やかに晴れ上がった空だけか。