傲慢と神経病みの2面性を持つアメリカという国

アメリカは911同時多発テロ(約3000人弱が死亡)の首謀者とされるモハメドなど3人が司法取引にに応じた・・と発表したが、まったくもってよう解らんというのがオバハンの認識だ。そもそもアメリカの検察は、モハメドがオサマ・ビンに「飛行機をハイジャックしてアメリカのビルに突入させる」というアイディアを持ち込んだ張本人だという。オサマ・ビンはそのアイディアに乗り?実行犯19人のうち15人もの協力者を自国サウジアラビアで得たとある。アメリカのツインタワーに飛行機が突入し3000人近い人が亡くなった、確かに衝撃の事実であり延々と流された映像には鳥肌たった。
だがオサマ・ビンを匿っていたという理由だけで、アメリカが攻撃したアフガンでは市民5万人近くが犠牲になっている。911以降の約20年間でアメリカが「対テロ戦争」という名目で費やした費用は日本円にして900兆円に上るとも言われている。アメリカ本土がテロという形で攻撃されたことに対する、アメリカの「神経病み」も解る気がするが・・911同時多発テロから2年後だったかの、イラク戦争開始時の理由にしても「大量破壊兵器に関する査察に非協力的だった」という理由であり、実際にはイラク大量破壊兵器などなかった・・というお粗末さ加減だ。
このアメリカによるイラク攻撃で、2003年から2011年でイラク側の犠牲者は40万5000人とも推定されているし、イラクから離れることを余儀なくされた家庭からは5万6000人の死者がでているとは、ワシントン大学・公衆衛生専門家が率いた国際チームの調査報告だという。アメリカの世界の警察官だとする思い上がり・・それを許して来たアメリカに追随する一部国際社会と、ハイハイと言われるままに従って来た日本という国。何をかいわんや・・