懸賞金の26億円はどこへ行ったの?

朝のうちは涼しいからと、昨日も野外大バザールへ野菜と果物の買い出しに行ったが、1時間余で汗が滲む気温になった。 今朝は知り合いが、「なんだか身体がダルイのよ…」と。新聞を開いたら昨日の気温が34℃だというから、急激な暑さに身体が付いて行かないのであろう。 
大昔に比べると、この数年は暑さの訪れが遅く、まだ薄い布団をかぶっているくらいだから本当に助かっている。何時もいうが温暖化はどこの話なのか、今冬は数年ぶりで首都の後背地の丘の上も雪で白くなった。

昨日、アメリカは4年ほど昔のムンバイ同時多発テロ(166人だったかの死者)の首謀者ハフィーズ・サイードの逮捕(有益な情報に)1000万ドル約8億3000万円の懸賞金を出すことを決めたとサ。 オサマ・ビン・ラーディンの首にかかっていた懸賞金26億円だったかは、誰が貰ったのかい??? 他にも世界中でアメリカは誰かの首に懸賞金をかけているのだろうが…  当地では、オサマが使えなくなったから、今度はハフィーズか!と、またまた新たなアメリカの目標設定、懸賞金に失笑が湧いている。

イラクには大量破壊兵器があると言い募り、リビアがどうたら・こうたらと言い募り、今度はイランの核開発(疑惑)にイチャモンをつけ… それに対してアメリカの国民の半数以上がイランへの制裁を容認していると。アメリカ人の多くはいったいどこまでバカなのか… もっとも報道に左右されて国の言いなりになっているのはアメリカ人だけではなく、日本でもパキスタンでも同じではあるが。 パキスタン国民感情は反米であり、国内報道ではパ政府がアメリカの言いなりになっていないような論調だが、なんのなんの…米パ共に利用価値がある間は蜜月と言ってもいいくらいベッタリだわ。

アメリカ様のご意向に反対すればイラクフセインのように引き回しの刑になり、リビアカダフィのように惨殺され、オサマ・ビン・ラーディンのように死後何年も経っているのに都合よく殺され…とあってはね。