イスラエルの行為には(もはや)正当性はない

今夜はクリスマス・イブ、世界中の多くの町で賑やかな前夜祭であろう。キリスト教徒は世界人口の約32%23億人というが、アメリカの調査機関によれば「信じる宗教は何か?」という問いにキリスト教と回答した米国人は2009年の77%から10年で65%に急減だと言う。反対に無神論者は17%から26%に増え、教会離れが進んでいるとも言う。イエス・キリストでは救いがないと考える若者が増えたのだろうか??あるいは自分なりに考え、判断する人が増えたということだろうか? キリスト教にしろユダヤ教イスラーム教、仏教やヒンズー教など、いずれの宗教も神や仏の存在と啓示を真実として信じること・・その教えをよりどころにして?心の平安や安定を求めるものかもしれないが・・不信人モノのオバハンには計り知れない世界だ。

さて・・10月初旬に戦闘が始まってパレスチナ側の死者は2万人を超え、負傷者は5万3000人以上という。対してイスラエル側の死者は1200人・・パレスチナ側が仕掛けた戦闘とはいえ過剰反応し過ぎだと世界の多くでは考えていると想う。にもかかわらず昨日、イスラエルの首相は「ハマス掃討の目標達成まで戦闘を続ける」とバイデン米大統領に再び明言と。国連の報告書によれば12月はじめの時点で200万人以上が危機的な飢餓状態、約40万人が壊滅的な飢餓と指摘していると・・そんな中で激戦地となっている自宅へ戻ろうと考える人もあると言う。「飢え死にするよりは、殉教者として家で死ぬほうがマシだから」と。イスラエルはジェノサイドを憎悪して来た筈だ、だが・・イスラエル首相による戦闘継続は、反撃する手段を持たないパレスチナの女性や子どもたち一般市民に対する集団虐殺ジェノサイドではないのか???イスラエルの行為には正当性が認められないと思う。