満月の上、今夜は半影の月食も見られるらしいが・・いかんせん、寒いがね。２週間前の獅子座流星群に関しても、「今年の流星数は少ない」とのネット情報で屋上へ行く気が失せた。まだ一昔前までならば防寒着を着込み、屋上へ行く気になったのに。これを「歳」というのかしらン。ほぼ一晩中でも屋上に寝っ転がり、夜空を眺めていられた昔がなつかしいわ。
もう２０年以上も前の獅子座流星群、あれは本当に凄かった。あの年と翌年の獅子座流星群を見られたのは、オバハンにとって「一生ものの財産」と言えるかも。夜空が１瞬明るく輝くような火球が白い煙のような尾を引いて何個も流れ、中には地平線近くから現れたように見える流星が、反対側の地平線まで流れ消える。単細胞のオバハンは「わぁ～キャ～～」と声を挙げ続け、感動しているだけだったが、その横で現実的な息子はキッチリ流れ星に願い事をしていたという。「アンタ、こんなに星がいっぱい流れているというのに願い事、なぁ～んもしてないのン？ 僕なんかお金が儲かりますようにと、どれだけ祈ったことか」と。夢のような願い事をした息子が「現実的」か、どうかは疑問だが、あの流星群に向かって祈らなかったオバハンと、祈り続けた息子の違いが今現在かしらン？
お金だけが人生ではない（キッパリ）日々、見つける楽しいことの連続、小さな満足感の連続、毎日頭を悩ましながらも自分で好きな物を作って食べられる倖せ、何事にも代えがたいわ。
あ、気が付いたら日本時間は12月に入っているではないの。
