いま金正恩は?

4月に出回った金正恩の死亡ニュースが先般より再びチラホラ出だした。妹の金与正に「委任統治を」とするニュースが20日。一部の権限を委譲ではなく「委任統治統治権限の委譲」という表現に一部、報道関係などは不可思議さを感じているようだ。そもそも・・と言うかなんというか、いま現在の金正恩は影武者であるとオバハンは想像を猛くしている。先般の都知事の卒業証明書写真と同様に、世の中には写真を縦横斜め、裏からなど等、あらゆる手法を使って克明にチェックする素晴らしい集団がある。それらによれば現在、生きているように見せかけ、式典など人の前に出てきている金正恩は影武者であると、オバハンも確信を持つに至り、かつ本物の金正恩は既に亡くなっているとの想いも深くしている。   
北朝鮮と言う国にオバハンは60年以上もの大昔から関心を持っていた。早くに亡くなった父親が「朝鮮人解放だとか、水平社運動」など等々という人間の尊厳に関する活動に関わっていたせいかもしれない。中学時代の同級生何人かは朝鮮へ帰還して行った。日本からの帰還者では、良い思いなどせずにいたろうと、彼等を思い出すたびに胸が痛んでならない。だが、そうした難しい国であるからこそ、オバハンには一度は行ってみたいと思う国の一つでもある。   
その北朝鮮は1970年代よりパキスタンと国交がある(意外なことに北朝鮮と国交がない国の方が世界的には少ない)。パキスタンの核開発は1980年代より中国の支援を受けて来たと言われているから、すでに40年近いことになる。印パともに1998年の核実験では国際制裁を受け、パキスタン経済は20年も逆戻りしたと言われるくらいにひっ迫した。が、北朝鮮は印パが核実験をした「効果」を見て、核の力で国際社会から威信を得た(抑止力を持った)と想ったらしく? その後パキスタン北朝鮮は急速に接近、核技術をわたし、核開発をけん引して来た。北朝鮮は1990年から核開発に取り組み、2006年に初の核実験だ。
金与正に委任統治ということで、今後の北朝鮮は核体制に関しても変わって行くのだろう。