総選挙、立候補者の4000人が失格

きょうはラホールで立候補者等を狙った爆弾テロ等の攻撃が2件も発生。これからは各地で候補者同士が足の引っ張り合い、テロや攻撃等で治安の悪化が進むと。総選挙、予測通りに??えらいこと(予定通りに総選挙が行われない)になりそうな気配。
おまけに高等裁判所選挙管理委員会が、有力政治家たちに立候補届の失格処分を連発し始めた。確かに軍事政権の後に5年間も続いた民主政権は想像以上に汚職等々が酷かった。オバハンなどは民主主義を訴えて来たPPPパキスタン人民党、そして党首の元首相ブット女史一族による私生活と、国民生活への対応乖離をまざまざと30年も見て来たから期待などゼロだったが、何もかもが想像を上回る酷さ。電気がない、ガスがない、燃料もない、ないない尽くしの生活で一時は大好きなパキスタン暮らしもこれまでか…と絶望さえした。
PPPパキスタン人民党による失政続き、世論の政治不信を背景に選管自ら「世直しに立ち上がった形」と今回の総選挙は言われているが、審査の結果、立候補者の4千人以上が失格になったと。(総選挙は下院定数342のうち、女性や非イスラム教徒への留保枠を除く272議席が争われ、のべ8千人以上が立候補届を提出。同じ日に計577議席が争われる四つの州議会議員選にはのべ1万9千人以上が届け出た。同国では1人で複数選挙区に立候補できる)
当然、ムシャラフ前大統領も「失格」だと…


アメリカの国務長官に対して、我が日本の首相が、「北朝鮮は約束はしても守らない。何度も裏切られたことは忘れてはいけない」と強調したと。 まぁ、そうなのかもしれないが、一国の首相が言って、それが大っぴらに報道されるのはどうかと思うな。そういう些細な積み重ねが重大なことに発展するのを判っていないような気が、オバハンにはしている。
韓国でも保守団体が金正恩の写真を燃やして北朝鮮を刺激したと伝えられている。こうした報道を見ながら、政府vs政府や、国vs国といった交渉事で紛争や戦争が始まるのではなく、民間人の些細な行動がきっかけで戦争になることがあることも知って、重々、気をつけるべきなのに…と少しだけ重い気分になった。 おまけに南北軍事境界線に近いところで、訓練中の米軍機が墜落だって… 北朝鮮に撃墜されたのではないらしいが、墜落場所によっては、これも戦争への口実になる。
もっとも本格的な戦争になったら北朝鮮が何日間、持ちこたえるのか? 持ちこたえようとすれば犠牲者が出る、それもたくさん… 
過日は中国政府が関係各国に対し「挑発し、刺激するような行動は取るべきでない」ってワザワザ呼びかけているのにな…