マスク持参で日本出張

2日間の小雨と曇天。咲き始めたスモモの花が散ってしまうのではと案じていたが、地面に落ちた花弁は想っていたよりも少なく、八分咲きになった花が朝から目を楽しませてくれている。雨にも負けず、散らずにいてくれたスモモの花がとても愛おしい。と、思いながら窓の外をフト見たら、厳つい男(スタッフ)がスモモの花をバックに(誰にも見られていないつもりなのか)、ニッコリ笑顔で自撮りの真っ最中!  オバハンが見ているとも知らず、花の咲いた枝を片手で顔の横にまで引っ張り、もう一方の片手を精一杯のばして・・と、幾つかのアングルでポーズを決めて自撮り奮戦。
スモモの花が散った後は、町中の街路で晩秋まで花が楽しめる。計画都市イスラマバードは一年中、街路に花が途切れることはない。ただし桜だけはない。    
桜と言えば日本、数日前、日本政府は国民に対して「不急不要の外出は避けよ」との通達?呼びかけを出したと。それは海外渡航情報の「危険度2」にあたる。日本は「そんなにも危険なのだ!」   
この時期、クルーズ船に乗っていた方々は本当に不運だったと思うが、日本政府の対応が不手際過ぎたのも事実で、批判も当然だ。クルーズ船からの下船客、中国からの入国者(中国政府)に忖度することなく、コロナ肺炎が判った1月初めの段階で、断固たる措置を取るべきだったわ。まぁ、言うは易しだが・・・  月末に日本へ出張の息子、マスク500枚だか1000枚と共に、アルコール・ジェルなども持参するらしい。日本への持ち込みが許されなかったら「捨てる」しかないがと。どこから感染するか判らないというのが、この肺炎の厄介なところだ。
「危険度2」の日本へ出張・・・