小池防衛相はパキスタンのムシャラフ大統領とイスラマバードで会談。「テロ対策特別措置法を延長して海上自衛隊のインド洋での給油活動を続ける必要がある」とする見解で、両者が一致したと。
ちょっと… 違うと思うがナァ~~~
ムシャラフ大統領(パキスタン)にしてみたら、たまたま日本の海上自衛隊がパキスタンの沖合いで、無料で給油してくれる。その「ただで給油してくれる」件に関してのみ、賛成と受け止めるべきではないのかね? ただで燃料を貰えるのなら、それはどこの国からであってもいいし、また民間のオイル・タンカーであってもいいのだもの。
日本では、海上自衛隊がインド洋上でテロ組織の活動を阻止するために、後方支援を「している」「している」と報道しているが、テロ組織の多くは砂漠や山岳地帯を小グループに分かれ、ゲリラ的にのたうち回っていると思うのよね。
インド洋上だか、アラビア海上だかで、この5年間で垂れ流した国民の血税は、いったい幾らかね?
そろそろ5000億円くらいにはなるのでは??
そして(仮に5000億円としたら)、その5000億円でどれだけのテロを阻止したというのかね??
日本の各社は、ムシャラフ大統領が「パキスタンに不可欠なもので、ぜひとも継続して欲しい」と報道している。しかし、そこには「不可欠なもの」とは言っていても、どうしても「海自」にとは言っていないのを知るべきだわ。
* 当地英字新聞に載ったムシャラフと小池防衛相の写真では、稀に見るムシャラフの硬い表情。
TVニュースを見ていた人たちからも、訪問者であるマダム・コイケがムシャラフに歩み寄って行くのではなく、ムシャラフを自分の方へ何歩も歩み寄らせたのは傲慢と不評。