生きていてナンボ!

イスラーム教徒(諸国)は、今秋の9月半ば~10月半ばまでに28(29)日間の断食月を迎える。断食月と選挙が重なるので、従来は9月予定の選挙が11月にズレ込むと言われている。
しかし… さてさて…どうなるか…
というのも、早くから「緊急脱出用 特別機の手配」をしているところ(国や団体)もあると言われるくらいだし、一部保険会社も、その心構えをしているというから、オバハンも気合を入れて、そのつもりにならなくっちゃ… 
もっともオバハンの場合は、超怖がりのくせに、物見高いという「それ」なのだが…

いずれにせよ、今秋にはパキスタンの混迷度合いが増すのは、年初から取り沙汰されていたが、昨日の最高裁判決では2000年に国外追放された元首相シャリフ一族の帰国が認められたというから、今後はさらにややこしくなるのか!!
元首相のシャリフ(一族)は、数々の汚職や脱税、殺人教唆もあったのかな? さらには陸軍参謀長の任にあったムシャラフ解任の動きに絡むハイジャックなどの容疑で、終身刑を受けたと記憶している。
元首相のシャリフは解任しようとしたムシャラフから、クーデター(無血)で返り討ちに遭い、その後出来た軍事政権とは「10年間は帰国しない」との合意文書を交わした上、サウジアラビアに事実上亡命したと。が、そのシャリフ一族が帰国し、秋の選挙に出馬するという。
最高裁判所がシャリフ一族の帰国を認めるのはいいとして、それなら過去、首相当時の天文学的数字の脱税額や汚職、他数々の事実(容疑も含まれる)は、どうなるのか?

まぁ、現ムシャラフ政権の中にも国外追放(亡命)から帰パ、服役、脱税額を納入して現職大臣におさまっている人もあるわけだから、シャリフもそうすればいいことだが…

しかし、人間、生きていてこそナンボだと、しみじみ思う…
恥を晒そうが、棄教しようが、罵倒されようが、生きていればこそ復活への道は開ける。
人間、死んでしまえば、思い出以外に な~~~んも残らん…