投降呼びかけが続くモスク…。

2007年07月06日の便りより
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3機のヘリコプターがパラパラパラとローターを響かせながら我が家の直ぐ上を通過、同時に腹に応える攻撃音、パンパン・パシパシと反撃する音…。昨未明は軍隊が突入したのかと思ったが、人的損害を避けるために政府は1時間ばかりの攻撃、2~3時間の投降呼びかけを繰り返しているようだ。

初日の投降者は、寝食無料のモスクに寝泊りしていただけと思われる食いつめ者の顔立ちだったが、きょうの投降者は神学生らしく学んでいる者の顔立ち者も多い。夕方にはついに硝煙の臭いとともに、神学校と思しき箇所で大量の黒煙も上がり出した。従業員たちからは「流れ弾があるかもしれません、屋上へは上がらないで欲しい」と懇願されるが、重爆音が続くとついつい足が屋上へと向かってしまう…。

3晩目も途切れることなく銃撃音。
TV報道などで、ある程度の状況が解っているせいもあり、民家に押し入る暴徒もないだろうと思い、初日ほどの緊張感はなくなった。ただ、夜中、変わった銃撃音と曳光だと思ってベランダへ出たら、混ざって遠雷。暗闇で聞く遠雷は重爆撃音のようで恐怖心を生み出すワ…。