NWAの報告会(1)

NWAの年次総会と督永忠子の現地報告会が、品川区大崎第一区民集会所 電:03-3491-2000 (品川区西五反田3-6-3)第5集会室15時からです。

パキスタンでは無差別テロが止むことなく、多くの子供たちや市民が犠牲になっています。また、イスラーム国での日本人殺害などを受け、イスラーム(教徒)=恐ろしいものと思われがちですが、本来のイスラームという意味は平穏を意味しています。
パキスタン国内の治安状況悪化の根底にあるのは、政情不安、インフレ等による経済不安(失業者の増加)、政官構造の腐敗、教育普及率の低下やインフラ未整備などです。中国が今年から5兆5000億円という巨額な支援をすることが決まっています。巨額な支援が末端に届くことは通例なく、国民の不満や不信がテロ事件や犯罪件数を増加させているのです。

パキスタンにおける犯罪発生総数は。統計に表れただけで、この10年で3倍に増加していると言われています。
それ等、治安の悪化もあって、この4年間、NWAでは支援現地へのスタディ・ツアーも開催できず残念です。
一番、初めのスタディ・ツアーは2004年で、春にNWAセンター起工式。起工式にはセンター建設にご尽力を頂いた(現)参議院議員田城郁さん(右端)にもご参加を頂きました。
田城議員とは2001年911同時多発テロ以来のお付き合いで、2002年からアフガンやパキスタンでの現地支援活動にご一緒すること約600日間におよんでいます。
パキスタンではNWAセンター立ち上げ起工式などのご縁もあって、2014年の総会後に田城議員にはNWAの顧問をお願いし、快くお引き受けを頂きました。