祝砲23発

2015年、無事に今年1年を過ごせますように!  
実は2014年12月31日夜、少し遠くでくぐもった爆発音。室内犬2匹は飛び起きて吠えまくり、外に居る犬たちも吠えるので、「爆発だ!」と緊張。時間を見たら12時ジャスト。続けて数発の爆発音に、新しい年を迎えた祝砲だと分かったが、普段とは違う現象の度に時間を確認してしまうのが習性になっている。
ドケチのザルダリ大統領政権下では、独立記念日であっても祝砲1発鳴らなかったが、ナワーズ・シャリフ政権はマメに祝砲を撃つ。

2015年、明けて4日目、朝7時10分から祝砲23発…… 今朝のは明らかに大砲からの祝砲だと分かって数え始めたら23発も。 ハテ?1月4日、何の祝砲か??? それも23発も……
「祝砲、あるいは礼砲(れいほう)とは、国際儀礼上行われている、大砲を使用した、軍隊における礼式の一種である。空包を発射し、敬意を表明する。 かっての大砲(先込め砲)は連射ができず、再装填するには砲身の清掃や砲薬の充填などの作業が必要であったため、空砲の発射によって予め実弾が装填されていないことを証明し、敵意のないことを示すために行われたのが起源といわれている」とあって、
国家元首天皇、国王、大統領)には21発、副大統領、首相には19発と決まっているから、それらを上回る23発にオバハンは考え込んだ。 新聞を見たら本日は聖なるEid Miladun Nabi預言者ムハンマッド(彼に平安あれ)の誕生日だった。このEid Miladun Nabiに寝もやらず一晩中、お祈りをすれば1年の悪罪が帳消しになるとも言うが、それはさておき予言者ムハマドへの愛情と敬意を表現する日である。

さて、大統領官邸前の座り込みはまだ続き、風向きの加減で時おり演説やシュプレヒコールも聞こえている。この寒空に、夜は0℃にもなるのに頑張っているのは凄いが、イムラーンカーンの支持者たちは大変だ…  オバハンの予測と違ってナワーズ・シャリフ政権の粘り勝ちらしい。カドリ師もイムラーン・カーンも長期に座り込むのではなく、8月中に一気に勝負を付けるべきだったな。
もっとも、日本と同じでどの政権にもさほどの期待も出来ないのだが・・・