集団的自衛権反対

ついに集団的自衛権が「憲法解釈を変更して容認する」として正式に合意された。合意になってから「反対」というのも遅いが…
合意の前夜には首相官邸前で大規模なデモだったという。また新宿では男性がガソリンとみられる液体をかぶって、、ライターで火をつけ集団的自衛権の行使容認に反対する演説をしていたと。

主要新聞数社の世論調査では、反対50数%~60%、賛成32%という数字になっている。どういう神経の人々が賛成をしているのか、オバハンには想像もつかない。

他国同士の戦争や内戦など。また先の大戦を体験していない、想像することも出来ない、平和な日本で暮らしている人、戦争を知らない若い人には理解がおよばないだろう。
だが、安倍首相の言うよう、「外国を守るために日本が戦争に巻き込まれるという誤解がある。しかし、そのようなこともありえない」とする、理屈の意味がオバハンにはまったく理解が出来ない。

集団的自衛権を使えば必ず、日本人の誰かが巻き込まれる。集団的自衛権のために他国へ赴く。例えばそれが治安の維持であったり、後方支援であっても……「弾」は飛んでくる。 弾の方で判断して避けてはくれない。 パキスタンでは常に治安が悪く、一般市民もテロに常時、巻き込まれている。一般市民だからと「弾」は避けてくれないのと同じだ。

「密接な関係にある他国が攻撃された場合に武力を使って反撃できるようになる」ということは、集団的自衛権の行使は、日本が海外で戦争をすると言うことに他ならない。
首相は。「憲法が許すのは、あくまで我が国の存立を全うし国民を守るための自衛の措置だけ」だ。「外国の防衛それ自体を目的とする武力行使は今後とも行わない」
だから、日本が戦争に巻き込まれる恐れは一層なくなっていくという意味が心底、理解できない。

若い日本の世代には、危機感を持って欲しいと思う。