武装勢力の報復が恐ろしい・・・

本格的な夏を迎え、連日45℃だ。3日前から最低気温も27℃となったから寝苦しい。
エアコンを使えば良いのだが、使わない生活にオバハンは「自分なりの意義」をつけているからなぁ。 日に数回、水で全身を濡らして気化熱で体温を下げた昨年の1時間おき、1日12時間の停電という過酷な体験から比べると、今夏はまだたいしたことはない。 そう思いながら優しいオバハンは犬にも1日数回の水浴びをさせている。 過酷な暮らしはに生物としての能力が高まり、少しばかり良い状況にでもなれば、1日数時間の停電しかない、有り難い」とアッラー(神)に感謝が出来るのだ。過酷な体験も無駄ではないな。

一昨日は二度も外出するはめになった。カラチ空港への襲撃から、次はイスラマバードかラホールの空港だというので、街全体がピリピリしていて道路を走る車までもが激減。空港など主要な建物は最高度の厳重警戒だと。  明日は登山・トレッキング隊のために卸売市場へ行かねばならない。卸売市場は3月に爆弾テロがあった、時間を見計らって行かねば。何時も何時も気を付けてはいるが・・・事故には何処で遭うかわからんわ。


昨日、パキスタン軍は(旧)北西辺境州の部族地帯に地上軍8万人を投入し、本格的な武装勢力TTPに対するオペレーションに踏み切ったと。 
どういうわけか、ナワーズ・シャリフ首相は2月から武装勢力との話し合いを言い続けながら、片方で武装勢力に対する軍事作戦を「やりたくて、やりたくて」たまらないようだった。報道などでは、「シャリフ政権は和平路線を放棄し、強硬路線へかじを切った」と書かれているが、首相には初めから話し合う気などなかったと言う人は多い。
軍はカラチ空港への事件後、北ワジリスタン管区を数回にわたり空爆し、15日未明には武装勢力のメンバーら少なくとも80人を殺害。11~12日には米国の無人機攻撃もあったと報道されている。 一部TVニュースなどではパキスタン空軍の戦闘機が150人の外国人(ウズベック人)を含む武装勢力を殺害したとも。

武装勢力による報復が恐ろしい・・・