メトロの工事、最悪

久々に爆風(音)で目が覚めた。爆風は特殊な「籠り音」を伴っていて、直ぐにそれと分る。近場の爆発なら被害が出たろうが、4㎞も離れていたから爆風(音)と僅かな振動だけで済んだ。
だいたいがウチのスタッフと来たら呑気というか、無神経者ばかりで自分に直接の被害(怪我)でもない限り動かない。ガラスが割れようがドアが吹っ飛ぼうが、塀際の立木が盛大に燃えようがヤツ等には痛くも痒くもないもんな。いや、動くのが1人だけいるな…
誰か(たいがいはオバハン)が「きゃぁ~きゃぁ~」と騒がない限り、ヤツ等はなぁ~~~んもしない。
今朝未明の爆弾も、「もしかしたら勘違いしたかな?」と考えつつ、オバハンは暫く耳を澄ませ、2方向のカーテンを僅かに捲って「空でも燃えていないかしらん? もしかしたら遠雷だったか?」と、それなりに神経を尖らせていたが、そんなことをしているスタッフは皆無だった。
爆弾は2発、4㎞離れたスーパーマーケット(2年前だったかに爆弾があった場所とまったく一緒)と、8㎞ほど離れたカラチカンパニー付近のバス停だって。
首都内の爆弾なんて……4月に青果卸売市場で起こった大爆発、首都の安全が脅かされているのは間違いない。また、3日前に政府が部族地帯で行った大がかりなオペレーション(空爆で80人近い死者)とも関係がないとは言えない。いずれにせよ治安に緩みが出ている証拠だな。 
ナワーズ・シャリフ政権が揺らいでき始めたのかも。

1年前までのPPPパキスタン人民党による政権は、オバハンの30数年の中で最悪政権だった。5年間の政権中、自分が取り込むだけで国民のためには何もしなかったと断言できる。 ムシャラフ政権の最後の2年も悪かったが、PPPの悪質さとは「質」が違った。 現政権は軍との間がギクシャクし過ぎ… 
おまけに首都で建設が始まったメトロ、首都生活者には最悪の工事だ。毎日、毎日、通れなくなる道路が増えて、迂回につぐ迂回。10分で行けるところに30分もかかる~~ せめて前日にでも「迂回路案内」でも出してくれれば良いのだが、通行路の変更は朝とつぜん思いつくものらしい。
今朝の新聞でもメトロの工事に関して不満満載だ。対して政権はお手盛り広告。メトロ開通を願ってだか、工事開始祝いだか、「ナワーズ・シャリフ首相、有難う!」だって。
へん! 工事、即刻やめてほしいわ!