真夏日は遠い(有難い)

日本は5月の半ばというのに、はや真夏日だと騒いでいるが、イスラマバードでは3日前の12日が終日の本降り、肌寒かった。翌日の新聞では、最高気温が19℃最低気温が18℃だったと報道されていたから、寒かった筈だ。そして昨夜は15℃まで下がったとの報道に寒さを納得した。昨夏も5月半ばまでは過ごし易く、後半になって一気に暑くなり首都では47℃と地獄を見た。今夏はどうなるのかしら? 

WHOによる通達が出たのが今月初め、「パキスタンからの出国者は渡航12ヶ月から4週間までの期間に、ポリオワクチンの接種を受けることを確実にすべきである」という勧告。
そして昨日は、6月1日から「施行」すると発表があった。オバハンは25日のパキスタン出国に合わせ、チト焦ったが、それなら、まだしもと納得する。
今月6日だったか7日だったかに通達を出し、「直ぐ」に施行という方がオカシイ! 少なくとも1ヶ月は猶予を見るべきだ。6月10日前後から長い夏休みとなり、海外へ脱出する当地への赴任者やその家族は、どこが一番清潔で安全にワクチンを接種して貰えるのかと大騒ぎだ。 なにしろ…パキスタンの公立病院は、田舎の道端にある肉屋かと想うほど汚いからなぁ…  病院へ行ったら病気が移りそうな気がするだけではなく、事実、雑菌に免疫のない外国人の子供たちなどはイチコロかもしれないと考えたりする。 潔癖症の息子などは、病院へ行ったら極力呼吸をしないし、絶対に壁やモノにも触れないようにすると言う。
オバハンは普段から雑菌に囲まれて暮らすようにしているし、汚い茶店にも平気で入るから… でも、実際はどうなのかなぁ?

きょうの日本のニュースでは振り込め詐欺の被害が増大だと。オバハンにも振り込め詐欺の方々、電話をくれないかしらん?
「そんなもん、くれるわけないわ!まずお金を持っていないし、高額商品も買ったことがないのに…」と息子が笑う。そうか、そういうものか…