愛国無罪=法治国家ではないな

案じていたように友人の工場や同級生の大型店舗は壊され略奪を受け、操業を停止、あるいは営業再開のめどが立たないという。同級生は、「中国の国家体制が国としてなっていないことだ。DDP世界第2位の国が…」と苛立ちを隠さない。 

今月初め、在中国、日本国大使の車を襲撃した犯人についても、中国政府は単なる行政処分で済ませたようだ。中国では愛国者に対する処分は軽い。ネットの調査でも82%もの中国人が日本国大使車の襲撃を支持しているという。この中国世論の中にあっては『愛国無罪』としなければ大衆が治まらないのであろう… 
しかし、愛国的な行動であれば罪にならないとは何という都合のよさ、傲慢さであろうか! この1件だけでも中国が法治国家でないと断言できる。
翻ってパキスタンではどうか??? 同じような行動をすれば元宗主国イギリス法に則り、、たちどころに「法に従った処分がある」と断言ができる。今年に入ってパキスタンの内政等に絶望をしかけていたオバハンだが、物事は比較の問題だとしみじみ考えてしまった。まだまだパキスタンは捨てたものではない!! ただし怖いのは(現代人として予測のつかないとでも表現すべきか)イスラーム法による裁判所での処分であろうか。

いま、またTVでは中国漁船1万隻余が尖閣諸島へ出航とのニュースを伝えている。「いちまんせき~~~!!」とオバハンは思わず大声を上げてしまった… ついで、「大型台風でみんな沈めば良い~~」とも。 さて、この一万隻余の漁船に対して日本政府はどんな行動を取るのか!! がんばれニッポン!!