オサマ・ビン・ラディン殺害 陰謀説

アメリカ政府の「オサマ・ビン・ラディン殺害」発表を信じて大喜びをする単純な人も多い中、疑問を持った人が多いのも確かだ。
先般も書いたが、イスラーム教徒の習慣に則って24時間以内に葬って下さって誠にアリガトウ!!! 
でも、「水葬」というのはイスラーム教徒の習慣としてはあり得ない。  こんな中途半端な(行動)発表はオサマ・ビン・ラディン信奉者の神経を逆撫でしたことだろう。 明日は金曜礼拝日、はてさて、どんな反米デモになることか。

それにしても…アメリカの発表はズサン過ぎる。 記事を丹念に読めば読むほど「アメリカの作った超安物のドラマ」だと呆れ果てる。 
ヘリで攻撃後、特殊部隊は2階3階へと進み、オサマ・ビン・ラディンが武器を持っていなかったが激しく抵抗したから射殺した。  笑わせないで欲しい、オバハンですら自分の寝室にはピストルくらいは置いてある(かっては機関銃まで置いていた)。 特殊部隊が2階3階へと進んでくる間にピストルくらいは構えられたであろう。 オサマ・ビン・ラディンが銃器を傍に置いていなかったとは300%あり得ない。 また、何よりもアメリカが生きたまま捕えるつもりであったならば、身動きの取れないガスでも何でもを、ヘリから撃てば良かったろう。

従来からアメリカのやるオペレーションとタリバーンのやるオペレーション(テロ)には大きな差がある。アメリカには充分な予算があって、豪邸の1軒や2軒、ヘリで破壊するくらいはオチャノコサイサイだ。5つ星ホテルをふっ飛ばすことに比べれば安いものだ!

何人もの専門家が、このオペレーションでビン・ラディンが殺害されたのではない、「あり得ない」という根拠を述べておられるが何れも最もな事ばかりだ。  早い話がアメリカ(オバマ)は次の大統領選挙をひかえ点数を稼ぐつもりが、「下手を打った」ということだ。

そしてパキスタン政府に対する批判も国民のみならず、あちこちで高まっている。しかし、アメリカに軍事行動を許したとする批判の声が大きくデモが起こったとしても、政権が倒れるほどの騒動にはならないだろう。それほどビン・ラディンの存在は(一般の中で)重さがなくなっていたと思うのだが。

何時も愛読している「マスコミに載らない海外記事」というのに、「オサマ・ビン・ラディンの好都合な死」という記事が載っている。(ただいま、30kbpsという最悪回線の上、1分ごとに回線切断。わずかな作業も不可。興味のある方は見に行って下さい)