46℃、暑い~~

うう~~う 暑い。言うまいと思いながらも、つい口に出てしまう。
湿気もやや増したようで、外仕事には汗を伴なうようになって来た。外回りのスタッフたちは汗ビッショリで事務所へ帰って来、大きなグラスで冷たい水を一息に飲み干している。
この暑さだもの、上部フンザに出来た湖の水位が一気に1mも上昇、ゴジャール地区の村人たちも水没を案じ始めた。しかし軍隊は湖の放水路を広げるのにも躊躇をしている。もしも…失敗したら決壊に至るのでと踏み切れないようだ。決壊したら、まさしく大被害が生じるものな… 湖を決壊させずに上手く水を放流させる手立てを考え悩んでいる間に半年近くも経ってしまった…というのが実情だ。
おまけに政府の命令にしたがって避難した村人たち3万人からの、日々の生活物資の運搬にも負担が大きいと、政府は頭の痛いところらしい。しかし実際に湖が決壊したらカラコルムハイウエーは寸断され、北方地域全般への物資は途絶える。いまから相応の備蓄を人々は考えるべきではないのか? だが、考えて見れば日々、食べるだけが精一杯の人々に備蓄など不可能だ…

過激なオバハンなどは、カノン砲(大砲の一種)は何のためにある!! 戦争で人命を損ねることにしか使うことを考えていないから、こういう事態になる。水がまださほど溜まっていなかった春先にカノン砲や小ミサイルでも撃ち込んで、放水するべきだったと言い募って周囲から顰蹙を買ったが、村人たちも同じ思いではなかったか。



アフガンのカルザイ大統領が日本で、「誘拐・拉致されている日本人の解放は近い」と、良い格好を見せたようだ。だが現地の警察署などでは日々の情報は混乱と。
ただ、今回は日本政府が身代金を支払わず、アフガン政府が数千万円とか数百万円とかを支払うらしい。けれども常識で考えればアフガン政府にそんな余裕のお金はなく、結局は日本の支援金の中から支払われるに過ぎないのではないか。身代金を出すポケットが違うだけで、中味は同じだ… 
常岡さん本人は、某紙の電話取材に「前例を作らないためにも、身代金は支払わないで欲しい」と言ったという。 後々、「支払わないで」と言ったのに、支払ったのはそちらの都合と勝手などと裁判沙汰にでもなったら… 
何時だったかのイラクで拉致された日本人4人も、日本政府が勝手に帰国の航空券を手配したのだから支払わない等、裁判沙汰になったことの上に重ねてしまった…
もっとも命はお金では買えないが、後味の悪い「行方不明」と言える!