1時間の雨

日本各地では大雨との報道。当地でもようやく3週間ぶりに1時間ばかりの雨が降り、気温が下がって久々に熟睡。エアコンナシ、ストーブなしのやせ我慢・サドマゾ生活に、「どこまで頑張れるのか!」と、生き甲斐を感じているオバハンだが、体力の消耗は避けられない。でも1時間ばかりの雨で、ようやく夜中に水を2回もかぶらなくても済むまでに気温が下がった。 しかし厳しければ厳しいほど、僅かなことでも幸せに感じられるから、幸せを噛み締めるためにも、普段からの楽チン生活は敵だぁ~!

起きぬけの空気も少し湿り、冷んやりしているので野外大バザールへ早朝から買出しに行った。朝7時を過ぎると暑さはうなぎ上り。またテロに遭遇するのも怖いので、買い物は人出の少ない早朝に限る。 数年前までは、真夏ともなれば暑さで葉物野菜などは見られなかったが、最近はお金さえ出せば結構なんでも揃うようになっており、生活者には有難い。

家を出てすぐ近くの道路で、首都ではまず見かけない古い(40年くらい昔の)幌ナシジープが荷物を満載して走っているのに出合った。幌ナシの古いジープ??と疑問を感じ、車輌ナンバーを見たら「マルダン」だった。 あぁ…武装勢力の掃討作戦で住んでいる町から追い出され、国内避難民になってキャンプにいた家族が、親戚の家にでも寄宿するのか…まったく大変な出来事だ。
今朝、たまたま見た英字紙によれば、首都でコレラの発症を保健省が確認と。 またマルダンなど幾つかの国内避難民キャンプではコレラが発症しているとの報道だった。政府の施策により、キャンプから撤収を余儀なくされる避難民たちがアチコチへ移動、コレラを運んでいるのは否めない。
スタッフたちにも手洗いの励行、外食の禁止を言い渡さなくっちゃ…