週末は無事に過ぎた

「アフガン難民を支える会ーSORA」の植林は今年で8年だ。これまでに3万4000本以上の苗木を植え、中でもリンゴの苗木は2000本以上も植えた。しかし乾燥が激しくて活着したのは半分にも満たない。今年はアフガン人スタッフに日本でリンゴ栽培の研修をと考えているので、日本へ送り出す前に明日からイスラマバードへ呼んで日本語の勉強をさせる予定だったが… 
「こんなにもテロ厳重警戒中に、アフガン人がノコノコとカーブルからやって来たら、道中、何事もなくと言うわけには行かんやろ! アフガンからのテロリストの潜入を厳重警戒中なのに。 週末には何人ものアフガン人たちが逮捕されているの、それを知っているのか?」と息子に怒られ、スタッフのイスラマ招聘を見合わせた。
パキスタンへのビザを持ち、正式に入国するにしても、今は時期が悪すぎると。

アフガン人のイスラマへの招聘にはオバハンにも一抹の不安はあって、道中で警察に捕まり尋問などを想定し、あれやこれやの注意事項をカーブルへ送り、イスラマ事務所のスタッフたちへも注意喚起をしておいたが、息子の一言で不安が増幅。 確かにアフガン人を今、イスラマへ呼ぶには時期が悪すぎる。

米英は、週末のイースターに起こるテロを厳重警戒していたようだが、なんとか無事にイースターは過ぎた。しかし、今週イッパイはアメリカン・スクールもテロを警戒して臨時休校というし、TVでもイスラマ市内の厳戒ぶりが報道されているから落ち着かない。 昨夕は、どうしてもの買い物があって息子がバザールへ出かけたら、何時もは車の駐車に困るのに、どこの路上もがら空きと。 国際機関で働く外国人スタッフの多くは外出禁止、自宅待機を命じられたというから店もレストランも散々だ。 
大都市と政府や警察関係、国際機関の建物に近寄らねばリスクはほぼ避けられると思うが、ともあれ身近なテロだけは「お許し頂きたい!」