リップサービスだけ?

米大統領民主党指名争いに敗れたヒラリー・クリントンが指名競争から撤退。オバマを支持すると正式に表明した。オバマも撤退を決意したクリントンを立派だと褒め上げた。双方共に大人だなぁ… 政治家というのは、みんな凄い…。

ムシャラフは昨日、久々に地元メディアを集めて、「ギラニ首相と協調関係にあり、対立はない。私は辞任しない」と強調したと報道されている。ムシャラフの去就については、アメリカの大統領選の結果次第だろうとも言われているから、アメリカ様との間で何らかの「お話」があったのかもしれない。

パキスタン人の多くに、「このギラニ政権は何時までもちそう?どうなの? ムシャラフの退陣については、どう想う?」と聞いてみるが、いずれの答えも「11月のアメリカ大統領選次第かなァ…」と、頼りない。頼りないというよりも、自分たちには何も出来ないという無力さが漂っているというべきか…。


米大統領民主党指名争いを始めた当初のオバマには、北西辺境州に米軍を入れることに躊躇しないと言っていたような記憶がある。 「わぉ~強硬派か!」と嫌な気分になったものだ。

米駐日大使が、「日本がアフガニスタンへの貢献を高めることを歓迎する」と表明。「アフガニスタンは困難な情勢にあり、国際社会がもっと協力すれば成功のチャンスも増える」と述べているのを読んで……、国際社会の多くがアフガンからの撤退を視野に入れている中で、なんという日本政府のピントはずれ発言かと呆れた。が、いや待てよ!もしかしたら、日本政府の「派遣を検討している」というリップサービスかとも思い直した。どうぞ、リップサービスだけに留めて頂きたい~~。